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【東京五輪】調査チームが再検討促した3施設 なにが問題なのか

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【東京五輪】
調査チームが再検討促した3施設 なにが問題なのか

水泳会場の「オリンピックアクアティクスセンター」(江東区) 水泳会場の「オリンピックアクアティクスセンター」(江東区)

 東京五輪・パラリンピックの費用などを検証する都の調査チームが29日に示した報告書では五輪競技施設のうち、最も費用がかさむ3施設の整備計画について、代替施設の調査や大会後の活用、維持費の試算など検証不足を厳しく指摘し、再検討を促した。

 ボート・カヌー会場「海の森水上競技場」は、海上に整備するため風や波の影響が懸念されるほか、最寄りのバス停から徒歩約20分と交通アクセスが悪いことなどを課題として指摘。一部の競技者が海上での競技開催に反対しているほか、首都圏のボート・カヌーチームの8割が拠点移転の意向がないことなどを挙げ、五輪後に年間35万人とする利用目標に疑問を呈し、宮城県の長沼ボート場などを代替候補として検討するよう求めた。

 水泳会場の「オリンピック・アクアティクスセンター」(江東区)は、国際オリンピック委員会(IOC)が求める基準の1万2千席と比べても「大きすぎる」と指摘した。

 同施設は大会時は2万席で、終了後に5千席に減築する計画だが、減築後についても「国内大会の観客数は2700人程度」と必要性を疑問視。さらに減築にかかるコストが182億円なのに対し、維持費の削減効果は年間2億円で「減築しない方が安くならないか」などと疑問を呈した。

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