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自民にも「解散風」広がる 二階俊博幹事長の発言も変化 

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自民にも「解散風」広がる 二階俊博幹事長の発言も変化 

 公明党が早期解散に前向きな発信を強める中、自民党幹部も29日、派閥の会合で準備を指示し、“解散風”は確実に広がっている。

 二階俊博幹事長は二階派の会合で「いつ選挙があってもいいという準備を怠りなくやっていく」と表明。21日には記者団に「いま誰も解散なんか考えていない」と述べており、発言が変化したのは明らかだ。

 最大派閥・細田派会長の細田博之総務会長は「いつどういうことがあっても大丈夫な準備も怠りなく、ぜひ頑張ってほしい」、額賀派会長の額賀福志郎元財務相は「常在戦場のつもりで緊張感を持っていくことが大事だ」とそれぞれハッパをかけた。

 菅義偉官房長官も記者会見で「常在戦場は当然のことだ」と述べ、党内で早期解散に後ろ向きな発言は見当たらない。小泉進次郎農林部会長は記者団に「(解散は)いつでもある。衆院議員はその認識じゃなきゃいけない」と語った。

 党幹部の準備指示は「いま解散したら何人もの若手が落選しかねない」との危機感があるためだ。“追い風”の選挙しか経験していない当選1、2回の衆院議員が全体の4割にあたる約120人と多く、支持基盤の弱い議員も少なくない。

 望月義夫幹事長代理は所属する岸田派の会合で、衆院東京10区補選の候補者公募で有望な人材が4人ほどいたと説明。「代えたほうがいいところがあれば代えるとの話もある」と述べ、現職でも候補を差し替える可能性に言及した。

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