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【主張】「豊洲」解明は小池百合子知事と議会の共通の課題…不毛な対立脱却良かった

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【主張】
「豊洲」解明は小池百合子知事と議会の共通の課題…不毛な対立脱却良かった

就任後初の都議会が開会。知事席に向かう小池百合子知事=28日午後、都庁(納冨康撮影) 就任後初の都議会が開会。知事席に向かう小池百合子知事=28日午後、都庁(納冨康撮影)

 小池百合子東京都知事が初の都議会に臨み、所信表明演説で「都民ファースト」という都政運営の基本姿勢を示した。

 都政において最大の焦点となった豊洲市場問題への対応でも、都民の疑問に誠実に答え、信頼を回復する考え方に徹するという意味だろう。

 就任早々、小池氏は11月の豊洲開場の延期を決めた。大きな混乱を招くだけに賛否両論があったが、その後に「盛り土」をめぐる都庁の虚偽説明などが判明して状況は一変した。

 2020(平成32)年の東京五輪・パラリンピックの計画見直しにも着手するという。

 いずれも巨大な課題を抱え、都政が停滞することは避けねばならないが、情報公開を徹底し、組織のゆがみを正す取り組みを優先させる判断は妥当である。

 豊洲問題をめぐっては、知事と議会がその解明という共通の課題を持ったともいえる。最大会派の自民党も、都庁への疑問を深めているためだ。

 小池氏は知事選公約で議会の冒頭解散に言及していたが、不毛な対立の構図から脱することができたのは良かった。

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