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【にっぽん再構築 第4部 インフラが危ない・番外編】“今そこにある危機”克服へ「処方箋」はあるのか? 識者に直撃インタビュー 

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【にっぽん再構築 第4部 インフラが危ない・番外編】
“今そこにある危機”克服へ「処方箋」はあるのか? 識者に直撃インタビュー 

橋梁を計画的に手入れする「予防保全」で、長寿命化と経費の抑制に取り組む青森県=6月14日、青森県五所川原市 (青森県道路課提供) 橋梁を計画的に手入れする「予防保全」で、長寿命化と経費の抑制に取り組む青森県=6月14日、青森県五所川原市 (青森県道路課提供)

 連載企画「にっぽん再構築第4部 インフラが危ない」(9月15~18日)では、前回東京五輪前後の高度成長期に集中整備されたインフラが老朽化し、経済活動や人命を脅かすという“今そこにある危機”を各地でリポートした。耐震化が遅れた危険なハコモノも全国に散在している。大量更新期を迎えるが、厳しい財政状況がそれを許さない。何をどのように残すべきか。冷徹な選別も不可欠だ。インフラ再構築の処方箋を、識者らの声や自治体の取り組みから探った。

                   

 ≪関西大社会安全研究センター長・河田恵昭氏≫

 ■地域特性踏まえ防災整備を

 阪神、東日本大震災を経験したにもかかわらず、「わが故郷に地震はない」という“幻想”がいまだに支配的であることは熊本地震が証明した。このことは、日本全国のインフラ整備の基盤が、たまたま大きな地震被害のなかった高度成長期に築かれたことと関連があるだろう。

 熊本は火山による堆積物でできている町だから、地盤が非常に軟弱だ。しかし、そんなことを考慮せずにまちづくり、インフラ整備をしてきた。だから、九州新幹線は脱線し、防災拠点である役所や学校、病院が機能停止となり、道路が寸断され、阿蘇大橋は崩落した。

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