産経ニュース

【米大統領選】初討論、自民議員はクリントン氏に好印象 防衛議論喚起には「トランプ氏がいいかも」との声も

ニュース 政治

記事詳細

更新

【米大統領選】
初討論、自民議員はクリントン氏に好印象 防衛議論喚起には「トランプ氏がいいかも」との声も

米大統領選候補者討論会で握手するクリントン氏(右)とトランプ氏=26日、ヘンプステッド(AP) 米大統領選候補者討論会で握手するクリントン氏(右)とトランプ氏=26日、ヘンプステッド(AP)

 現地時間の26日に行われた米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏と共和党候補のドナルド・トランプ氏による第1回候補者討論会について、自民党外交・防衛関係の議員からはさまざまな感想が出た。

 元外務副大臣の山本一太参院予算委員長は産経新聞の取材に「普通にみればプレゼンテーションのうまさ、発言の論理性、政策の具体性、安定感、全てヒラリーが上回っている」と語った。一方で「ヒラリーの好感度が増したかといえばよく分からない。もともとトランプの支持者は発言の論理性などを気にしていない。トランプの命脈が尽きたと考えるのは早計だ」とも指摘。11月8日の投票まで1カ月以上あることから「最後まで分からない」と述べた。

 外務省出身の松川るい参院議員は「圧倒的にクリントンだ。冷静で落ち着いている。トランプはいつもの勢いを欠き、焦っていた。具体的な説明はなく、同じことを繰り返し言うばかり。クリントンのほうが具体的で論理的だった」と論評した。さらに「クリントンはワーク・ライフ・バランスや子育て支援、女性に対する平等な給与など、安倍晋三政権も進める『働き方改革』なども言っているのが印象的だった」とも語った。

 国防族議員も「ヒラリーのほうが慣れていた。トランプが持ち出したヒラリー批判はどれも既出の話ばかりだった」と振り返った。ただ、トランプ氏が日本など米国が条約上の防衛義務を負っている国々に「応分の負担」を求めていることを念頭に、「外務省はヒラリーが勝ったほうがいいだろうが、一長一短だ。自分の国を守ろうという議論をするにはトランプがいいかもしれない。今まで考えなくてよかったことを考えないといけなくなる」とも述べた。

「ニュース」のランキング