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【臨時国会】所信表明演説 改憲へ 安倍晋三首相、にじむ覚悟 扱い格上げ・人事も与野党協調シフト

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【臨時国会】
所信表明演説 改憲へ 安倍晋三首相、にじむ覚悟 扱い格上げ・人事も与野党協調シフト

衆院本会議での所信表明演説で、熱弁をふるう安倍晋三首相 =26日午後、国会・衆院本会議場(宮川浩和撮影) 衆院本会議での所信表明演説で、熱弁をふるう安倍晋三首相 =26日午後、国会・衆院本会議場(宮川浩和撮影)

 安倍晋三首相は26日の所信表明演説で、憲法改正に強い意欲を示した。首相が第2次政権発足後に行った所信表明・施政方針演説は今回で8回目。過去には憲法改正に一切触れないこともあった。言及した場合も「議論を深めよう」との一般論や他の政策課題と並列で述べることが多かった。 (酒井充)

 今回は憲法改正を単独で取り上げ、明らかに扱いを格上げした。憲法関連の人事も議論の本格化を見据えた体制を組んだ。

 各党の議論の舞台となる衆院憲法審査会の会長には26日、森英介元法相の就任が正式に決まった。保岡興治前会長に対しては、昨年6月の審査会で参考人が安全保障関連法案を違憲と断じ、改憲議論が停滞した経緯から責任を問う声が噴出。「『保岡会長』では野党も審査会の議論に乗らない」(党幹部)との配慮もあった。

 もっとも保岡氏は森氏の後任の党憲法改正推進本部長に内定。両氏とも与野党の合意形成を重視する。自民党が野党時代の平成24年に発表した憲法改正草案とは別に、与野党の合意を探るための具体的な改正条項の絞り込みを行う方針だ。

 首相も23日に訪問先のキューバでの記者会見で「党と相談しながら新しい体制ができた」と人事に関与したことを認めた上で、「国民的な議論を深めていく必要がある。自民党の担当者にはその努力を深めてもらいたい」と期待を示した。

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