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【働き方改革実現会議】安倍晋三首相「モーレツ社員が否定される日本を目指す」 民進党・連合を牽制する思惑も…

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【働き方改革実現会議】
安倍晋三首相「モーレツ社員が否定される日本を目指す」 民進党・連合を牽制する思惑も…

官邸に入る安倍晋三首相=26日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 官邸に入る安倍晋三首相=26日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 政府は、長時間労働の是正や同一労働同一賃金の実現などに向けて27日にも「働き方改革実現会議」の初会合を開く。8月に発足した第3次安倍晋三再改造内閣では働き方改革担当相のポストも新設、官邸主導で改革を加速させる考え。一方で、会議設置には民進党や同党の最大の支持母体である連合を牽制する思惑も透けてみえる。(小沢慶太)

 安倍首相は9月2日、内閣官房に設置した「働き方改革実現推進室」の開所式で「私が先頭に立って取り組む決意だ。“モーレツ社員”という考え方自体が否定される日本にしたい」と強調。「働く人々の考え方を中心にした働き方改革をしっかり進めていきたい」と意欲を示した。

 政府が新設する実現会議は、首相を議長、働き方改革担当相を兼任した加藤勝信1億総活躍担当相と塩崎恭久厚生労働相が議長代理を務める。働き方改革担当相を新設した狙いについて、政府関係者は「厚労省でやるとどうしても労働政策審議会にかかる。官邸で色々なフィルターをかけて幅広に議論するということだ」と解説する。

 労政審は厚労相の諮問機関で、経営者と労働者の代表らで構成。基本的には官邸が介入できない仕組みとなっている。今回、首相側近の加藤氏に担当相を兼務させ、官邸主導で議論を進めていくことで主導権を握ろうというのだ。

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