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【日韓首脳会談】安倍晋三首相、慰安婦像の撤去迫る 「自分は10億円の支出を完了した」「韓国政府も合意の着実な実施に努力を」

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【日韓首脳会談】
安倍晋三首相、慰安婦像の撤去迫る 「自分は10億円の支出を完了した」「韓国政府も合意の着実な実施に努力を」

会談する安倍首相と韓国の朴槿恵大統領=7日、ラオス・ビエンチャン(代表撮影・共同) 会談する安倍首相と韓国の朴槿恵大統領=7日、ラオス・ビエンチャン(代表撮影・共同)

 【ビエンチャン=小島優】安倍晋三首相は7日、訪問先のラオス・ビエンチャンで韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領と会談した。両首脳は慰安婦問題に関する昨年末の日韓合意の誠実な履行を確認、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて緊密に連携することで一致した。

 日韓合意について、安倍首相は「合意の着実な実施が重要だ。日韓両国はもちろん、国際社会でも広く支持されることが重要であり、自分は合意に基づく10億円の支出を完了した」と報告。その上で「韓国政府も慰安婦像の問題を含め、合意の着実な実施に向けた努力をお願いしたい」と求めた。これに対し朴氏は「着実に実施していくことが重要だ」と応じた。

 北朝鮮が5日に弾道ミサイルを発射したことについては、安倍首相が「許し難い暴挙であり、北朝鮮の挑発行動は国連安全保障理事会決議の明確な違反で、これに真っ向から挑戦するものだ」と非難、朴氏も同意した。朴氏はさらに、米国による在韓米軍への「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備決定について、「北朝鮮の脅威に対応するための安全保障策として必要だ」と述べた。

 また、日韓、日米韓の安全保障、防衛協力の強化は不可欠として緊密に連携することでも一致した。

 日本政府は日中韓首脳会談の年内開催を目指しており、安倍首相がこれに合わせた訪日を要請すると、朴氏は「そのときに再会できるのを楽しみにしている」と意欲を示した。

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