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【参院選】いまこそ憲法論議を 政治部長・有元隆志

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【参院選】
いまこそ憲法論議を 政治部長・有元隆志

笑顔を見せる安倍晋三首相(自民党総裁)=10日、東京・永田町の自民党本部(納冨康撮影) 笑顔を見せる安倍晋三首相(自民党総裁)=10日、東京・永田町の自民党本部(納冨康撮影)

 私たち日本人はこれまで憲法について判断する機会さえなかった。国民が最終的に意思決定できるよう、新しく選ばれた参院議員も含め、国会議員はいまこそ憲法問題に真剣に取り組んでほしい。

 参院選では与党も正面から憲法改正を掲げなかったが、自衛隊をめぐって「違憲だが活用する」とする共産党の主張の異様さが浮き彫りとなった。象徴的なのが6月26日のNHK番組で、政策委員長だった藤野保史氏が防衛費について「人を殺すための予算」と発言した場面だった。藤野氏は発言を取り消し辞任に追い込まれたが、共産党は「自衛隊違憲」との立場は変えていない。

 不思議なのはあの場にいた民進党の山尾志桜里政調会長が一言も発言しなかったことだ。共産党と衆院選でも統一候補を立てるのか。この問題を抜きにすることは許されない。

 与党内からも憲法改正にあたり9条を避けようとする声も出ているが、いま日本を取り巻く状況からみても、憲法審査会では9条を避けずに早急に議論すべきだ。(ありもと たかし)

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