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【鹿児島県知事選】「原発停止」の三反園訓氏か、「容認」の伊藤祐一郎氏か… エネルギー政策に影響するのに争点にならず

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【鹿児島県知事選】
「原発停止」の三反園訓氏か、「容認」の伊藤祐一郎氏か… エネルギー政策に影響するのに争点にならず

(左から)伊藤祐一郎氏、三反園訓氏 (左から)伊藤祐一郎氏、三反園訓氏

 同時に共産党と関係が深い反原発団体とも手を組む。6月23日の告示前、立候補を表明していた反原発団体メンバーとの間で「(今年4月の)熊本地震の影響を考慮して川内原発を停止し、再調査を九電に強く求める」などの政策合意文書を交わし、自身への一本化に成功した。

 三反園氏が当選すれば反原発運動が勢いづく公算が大きい。前回知事選で落選した「反原発・かごしまネット」の向原祥隆代表は「当選すれば当然、政策合意文書の内容を守ってもらう」と強調する。

 政府は、原発を安定的に電力を供給できる「重要なベースロード電源」と位置づけており、伊藤氏側は「反原発勢力に応援された知事が、現実的な判断をできるのか」(陣営幹部)と批判する。

 その伊藤氏は、自民、公明両党が支援する。平成26年11月には、川内原発の再稼働への「容認」を表明し、政府の原発政策を後押しした。ただ、選挙戦に入ると原発政策にはほとんど触れず、有権者の関心が高い農林水産業や観光業の振興策を中心に「継続は力」と訴えている。5日夜、鹿児島市内の会合に出席した際も「原発を止めただけで(代替の火力発電燃料費として)3兆6000億円を海外に垂れ流す」と理解を求めるにとどめた。

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