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【参院選・各党政策比較(2)社会保障】保育士の処遇改善、育て支援の充実…各党とも公約は横並び 財源問題で小競り合い

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【参院選・各党政策比較(2)社会保障】
保育士の処遇改善、育て支援の充実…各党とも公約は横並び 財源問題で小競り合い

社会保障に関する各党の公約要旨 社会保障に関する各党の公約要旨

 岡田克也代表は「金融や財政で膨らますだけのやり方は限界がある。経済政策の転換が必要だ」とアベノミクスを「失敗」と断じ、年金、医療、介護の充実と子育て支援を来年4月から実施するとしている。だが、増税延期による財源の穴埋めについては「金の無駄遣いをなくす」などと説明するだけで、中身や規模にほとんど触れていない。

 さらに、岡田氏は赤字国債の発行で財源不足を穴埋めする考えを表明したが、「具体案もなしに赤字国債でやれというのは極めて乱暴だ」(与党幹部)などと厳しい批判を浴びている。

 共産党と社民党は、消費税率10%への引き上げを中止し、大企業や富裕層への課税強化を柱とする税制改革を実施するとしている。

 このほか、日本のこころを大切にする党は、納めた消費税の一部を政府が積み立て、年金受給時に運用益を含めて還付する「消費税マイレージ制度」の導入を主張。生活の党と山本太郎となかまたちは、月額2万6千円の「子ども手当」を提案し、新党改革は子供に関する問題を一元的に対応する「こども庁」の新設を訴えている。

(広池慶一)

 ◇ 

 参院選の争点となっている政策について、主要政党の主張や公約を比較検証する。

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