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【参院選】参院選、政権左右したことも 「山が動いた」/首相引責辞任

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【参院選】
参院選、政権左右したことも 「山が動いた」/首相引責辞任

 参院選の結果は、時に政権の命運を左右してきた。与党が勝利して政権基盤の安定につながったケースもあるが、惨敗して参院で与党少数の「ねじれ国会」となり、政権運営が一気に不安定化した例もある。平成10年の参院選では首相が退陣を余儀なくされた。過去の主な参院選を振り返った。(肩書、政党名は当時)

 消費税導入やリクルート事件への反発が強まる中で行われた元年の参院選では、自民党が36議席と完敗。宇野宗佑首相は在任69日で退陣に追い込まれた。躍進した社会党の土井たか子委員長は「山が動いた」と語った。

 10年参院選では、自民党が60議席前後を確保するとの予測は外れ、44議席と敗北した。景気不振や橋本龍太郎首相の恒久減税をめぐる発言のぶれが敗因で、橋本氏は引責辞任した。参院選は政権選択選挙ではないため、与党への批判票が出やすい特徴が表れたとされた。

 第1次安倍政権時の19年参院選では、閣僚の不祥事や年金記録不備問題などが影響し、自民党は37議席にとどまる一方、民主党が参院第一党に躍り出た。安倍晋三首相は自らの健康問題を理由に、その約2カ月後に辞職した。

 逆に自民党が大勝したのが13年参院選だ。小泉純一郎首相の「小泉ブーム」が後押しし、64議席を獲得する大勝となった。小泉氏は党内基盤の安定化に成功し、5年を超える長期政権の礎を築いた。

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