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【沖縄県民大会】「私たちは米国の奴隷ではない」 翁長知事やシールズも登場 「反政権」「反米」色濃く

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【沖縄県民大会】
「私たちは米国の奴隷ではない」 翁長知事やシールズも登場 「反政権」「反米」色濃く

メッセージを掲げる参加者=19日午後3時24分、沖縄県那覇市(竹川禎一郎撮影) メッセージを掲げる参加者=19日午後3時24分、沖縄県那覇市(竹川禎一郎撮影)

 沖縄で米軍属が逮捕された女性暴行殺害事件に抗議し、被害女性を追悼する「県民大会」が19日、那覇市の奥武山公園で開かれた。翁長雄志知事が米海兵隊撤退にまで踏み込む発言をしたほか、安全保障関連法反対デモを行ってきた学生グループ「SEALDs」(シールズ)のメンバーも米軍基地撤去を訴えた。事件自体はあまりにむごたらしく強い憤りを覚えるが、この日の大会は反米や反基地の政治的主張が目立つ形となった印象だ。

 大会は共産・社民両党や労働組合などが中心の「オール沖縄会議」が主催し、参加人数を6万5000人と発表した。炎天下での開催となり、参加者らは冒頭、黙祷を捧げた。

 「事件が明らかになった直後の日米首脳会談で、安倍晋三首相は日米地位協定の見直しに言及せず、辺野古移設が唯一の解決策であるとおっしゃっている」

 翁長氏は安倍政権をこう批判した上で、従来の主張である普天間飛行場の名護市辺野古移設阻止に加え、沖縄に駐留する米軍の大半を占める海兵隊の「撤退・削減を含む基地の整理縮小」に取り組んでいく不退転の決意を表明。「グスーヨー、マキテーナイビランドー(皆さん、負けるわけにはいきませんよ)」と琉球語で呼びかけ、翁長氏をたたえる拍手や指笛が鳴り響いた。

 シールズ琉球メンバーで、「オール沖縄会議」の共同代表に名を連ねる大学4年の玉城愛さんは、涙ぐみながら心情を訴え、参加者から喝采を浴びた。

 「安倍晋三(首相)さん、日本本土にお住まいの皆さん、事件の第2の加害者はあなたたちです。しっかり沖縄に向き合ってほしい。バカにしないでください。軍隊の本質は命を奪うことだと大学で学んだ。綱紀粛正などは軍隊の本質から目をそらすもので意味がない」

 「バラク・オバマ(米大統領)さん、日本を解放してください。そうでなければ沖縄に自由や民主主義は存在しない。私たちは奴隷ではなくて、米国市民と同じ人間です」

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