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【沖縄女性殺害】政治色排除し追悼集会開催 「県民大会」とは一線 沖縄県名護市

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【沖縄女性殺害】
政治色排除し追悼集会開催 「県民大会」とは一線 沖縄県名護市

追悼集会で亡くなった女性へのメッセージを読み上げる同級生=17日午後7時5分、沖縄県名護市(桑村朋撮影) 追悼集会で亡くなった女性へのメッセージを読み上げる同級生=17日午後7時5分、沖縄県名護市(桑村朋撮影)

 沖縄県うるま市の女性会社員(20)が元米海兵隊員の軍属、シンザト・ケネス・フランクリン容疑者(32)に暴行、殺害された事件で、女性を追悼する集会が17日夜、女性の出身地の名護市で開かれた。19日には那覇市で事件に対する抗議や在沖縄米海兵隊撤退要求を盛り込んだ決議文の採択を目指す「県民大会」が開かれるが、追悼集会は政治的な立場に関わらないことを明示し、「県民大会」とは一線を画した格好だ。

 集会は被害者の同級生や市民団体などが主催。会場となった名護市内の屋内運動場には数百人が集まり、女性の死を悼んだ。黙祷(もくとう)の後に、実行委員長を務める稲嶺進名護市長や同級生の女性らが登壇。同級生の女性は「忘れることができない。私たちの中で生き続ける。心はいつも共にあります」と声を詰まらせながら話した。

 稲嶺市長は米軍関係者の犯罪問題を引き合いに「どうすればいいのか考えましょう」などと言及。女性の両親は「怖い思いをしたね。心配しないで安らかに」とのコメントを寄せ、司会者が読み上げた。

 同実行委は「抗議や要望を伝えるのではなく、あくまで追悼の場」と強調。献花台や女性へのメッセージをつづるための記帳台が設けられた一方、のぼりや旗の持ち込み、チラシ配布など政治活動につながる行動は一切禁止にした。

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