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【ポスト舛添】
民進・蓮舫代表代行出馬意欲にビビる自民都議「立候補されたら、ひとたまりもない」
公明都議も「舛添氏の問題では支持層から、かなり反発があった。今回は派手さはなくてもいいから、堅実な都政運営を行える人がいい」と手堅い人選を希望。別の党関係者も「知名度よりも清廉であることが前提条件」と話すが、こんな不安も漏らす。
「カネにまつわる不祥事はないと思って舛添氏を支援した。事前チェックで突き止めるには限界がある」
一方、民進都議は蓮舫氏について、「知事の条件は政治・行政の経験があること。蓮舫氏はその条件に合致する」と評価。この都議は、過去の会合の場で蓮舫氏が「私は政治とカネの問題にはクリーンであると胸を張って言える」と発言したことを紹介し、「知事候補として問題はない」。
都職員が異口同音に求めるのは「任期を全うすること」だ。男性職員(40)は「ニーズに合わせた政策を打ち出せる人を期待したい」と語り、女性職員は「絶対に実務型の知事がいい。東京五輪を控え、継続的に政策を進める必要があるので、都政を停滞させないように仕事をしてほしい」と注文をつけた。