記事詳細
都議会共産党が舛添知事の不信任案提出を決定 自民・下村博文氏「不信任案に賛成も」
東京都の舛添要一知事をめぐる政治資金の公私混同疑惑で、都議会共産党が、知事の不信任決議案提出を正式に決めたことが12日、分かった。議会の3分の2近くを占める自民、公明両党は13日午後の集中審議を踏まえ、知事の進退に関する対応を検討する考えで、15日の本会議で可決されるかどうかは不透明だ。
自民党の下村博文総裁特別補佐は12日のフジテレビ番組で「舛添氏がラストチャンスと捉えて真摯にきっちりと答えられるかどうかだ」と強調、自民が不信任決議案に賛成することもあり得るとの認識を示した。
共産党の志位和夫委員長は「納得する都民は誰もいない。きちんと説明した上で辞めるべきだ。もうすぐ不信任案を出すことになる」と神戸市で記者団に語った。