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渡辺喜美氏の比例擁立決定 参院選、おおさか維新
おおさか維新の会は14日、大阪市内のホテルで常任役員会を開き、旧みんなの党の渡辺喜美元代表(64)の入党を了承、参院選比例代表に擁立することを決めた。
松井一郎代表は「政策実現には行政を動かす力が必要だ。渡辺氏は行政改革担当相として手腕を発揮した」と市内で記者団に指摘。「反対意見もあったが、もう一度日本のために働きたいという思いを聞き、迎えることを決めた」と述べた。
渡辺氏は2014年4月、8億円借り入れ問題でみんなの党代表を引責辞任し、同12月の衆院選に無所属で出馬、落選した。松井氏と今月9日に会談し、おおさか維新から比例で立候補したいと要望していた。
常任役員会では、参院選福岡選挙区の公認候補として、大阪府出身の会社員、森上晋平氏(32)を擁立することも決めた。