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民進・岡田代表 消費増税凍結法案の共同提出に慎重 野党に足並みの乱れ

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民進・岡田代表 消費増税凍結法案の共同提出に慎重 野党に足並みの乱れ

 煮え切らない姿勢の岡田氏に対し党内には異論がくすぶる。旧民主党の閣僚経験者は「景気回復の兆しは見えない。安倍晋三首相に先んじて民進党が『増税凍結』を打ち出し議論をリードすべきだ」と主張する。

 旧維新の党代表の松野頼久氏は3月25日の記者会見で、凍結法案の共同提出について「(旧)民主党は後ろ向きだったと聞くが、今のタイミングで先手を打って出すべきだ。とても消費税を上げられるような状況ではない。野党として自分たちの態度を早急に明らかにすべきだ」と述べ、岡田氏を牽制(けんせい)した。

 凍結派の主張には、夏の参院選や、衆院選を合わせて行う衆参同日選を見据え、政府・与党より先に凍結方針を示した方が得策という思惑も透ける。一方で「増税反対を先に唱えたら、首相が『野党が反対するから中止した』と言いかねない」(枝野幸男幹事長)との指摘もある。

 ただ、岡田氏はこうした「戦術論」への不快感を隠さない。3月31日の番組で「(政府・与党側の)『先送りをして解散をすれば有利だ』という議論と、野党側の『先送りの話を首相より先に言った方が勝ちだ』という議論は、いずれも間違っている。政治の質を落としている」と断じた。(松本学)

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