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【iRONNA発】乙武君を「ゲス不倫議員」と一緒にしてはいけない 鈴木哲夫(政治ジャーナリスト)

 乙武君の話に戻ると、彼は退路を断っていますし、いまも参院選にチャレンジしたいという気持ちを持っていると思う。だからこそ、色々批判はあると思うが、奥さんと共にコメントを発表した。

 自民党は彼を最後の「目玉候補」と考えていた。ほぼ参院選の候補が決まり、4月に記者会見をするという流れをつくってきたのに、こんなことになってしまったから、目玉どころか彼が足を引っ張ってしまう「危険候補」として微妙な立場に変わってしまった。

 乙武君だけ票が減るならいいけど、例えば東京選挙区から出馬するとして、同じ選挙区から中川雅治君が出ることが決まっていますから、二人の票の配分も変わってくる。どちらかが落選してしまうとか、乙武君の勝ち負けだけの問題では済まなくなるんです。

 現時点では、乙武君の出馬が吉と出るか凶と出るのか、自民党にとっては難しい判断になるでしょうね。

 参院選は、衆院選とは異なり選挙区が広いから、通常なら選挙の1年くらい前には候補者名を出さないと浸透しないのですが、彼の場合は知名度がありますから、出馬表明はギリギリでもいいわけです。当然、自民党は世論の動向を見極めながら決断するでしょうから、4月24日に行われる北海道補欠選挙の結果も考慮してから判断するのではないでしょうか。(聞き手/iRONNA編集部、川畑希望)

すずき・てつお 1958年生まれ。早稲田大学法学部卒。ジャーナリスト。テレビ西日本報道部、フジテレビ報道センター政治部、日本BS放送報道局長などを経て、2013年6月からフリージャーナリストとして活動。20年以上にわたって永田町を取材し、与野党問わず豊富な人脈を持つ。テレビ、ラジオの報道番組でコメンテーターとしても活躍中

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