PR

ニュース 政治

【iRONNA発】乙武君を「ゲス不倫議員」と一緒にしてはいけない 鈴木哲夫(政治ジャーナリスト)

 ここ2、3年、安倍内閣のスキャンダルはほとんど週刊誌が発端だった。週刊誌はアングラな情報、男と女の話とか、噂の類といった情報には圧倒的に強い。こういった情報が飯島さんは自然に入ってくる人脈を築いていたんです。だから「身体検査」にも強かった。

 いまの安倍首相の秘書官を飯島さんと比較すると、情報収集能力では明らかに劣っていますよね。安倍さんはどうしても大新聞社やテレビ局と付き合いがちになる。そうなると、なかなかアングラ情報は入ってこない。官邸の中で、週刊誌との付き合いがあるのは、官房長官の菅さんだけなんじゃないかな? そういう意味では、飯島さんは群を抜いて情報収集能力に長けた秘書官だったと思います。

 スキャンダルというのは、その時の政治状況によって全然変わってくるんです。政治家が同じスキャンダルを起こしても、辞める人と辞めない人がいるのはそのせいなんです。宮崎元議員は憲政史上初の不倫を理由に辞職した国会議員とか言われてますけど、彼がなぜ辞めなければならなかったのかは、安倍政権の施政方針をみれば一目瞭然です。安倍政権にとって女性の活躍は柱なんです。宮崎元議員は「イクメン議員」として注目されていたし、夏に国政選挙も控える中では「早く切った方がいい」という官邸の判断だったんでしょう。これは政権の危機管理であって、クビを切るべき時に切らずに広がれば、政権に大きなダメージを与える可能性もある。いまは週刊誌のスクープ合戦が続き、より危機意識を高める必要になったということでしょう。

 今年に入り、甘利さんや宮崎元議員の問題が次々と表面化し、予算審議などへの影響もあって、自民党の国対(国会対策委員会)はとても苦労していた。そんなときに自民党は何をやったかというと、他党のスキャンダル探しをしていたんです。特に民主党のスキャンダル、金や女の話はないかって。でも、それは天に唾する話で、民主党のスキャンダルを見つけたところで、民主党はおとなしくなるかもしれないけど、世論は許さない。トータルで政治不信になって、自民と民主の支持率が落ちるのは間違いない。結局、表には出ませんでしたけどね。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ