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【震災5年】安倍首相会見詳報「東北の復興なくして日本の再生なし」

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【震災5年】
安倍首相会見詳報「東北の復興なくして日本の再生なし」

東日本大震災から5年になるのを前に記者会見する安倍首相=10日午後、首相官邸(代表撮影) 東日本大震災から5年になるのを前に記者会見する安倍首相=10日午後、首相官邸(代表撮影)

 安倍晋三首相は10日、東日本大震災の発生から5年を迎えるのを前に官邸で記者会見した。会見の全文は以下の通り。

 「明日、3月11日、あの東日本大震災から5年を迎えます。まず冒頭、改めて大震災によってお亡くなりになられた方々、すべての方々、心から哀悼の意を表したいと思います。街に壊滅的な被害をもたらした津波、その津波にも耐え、そびえたつ奇跡の一本松の姿を多くの皆さんが覚えておられると思います。岩手県の陸前高田に、私が総理大臣就任後、初めて足を運んだのは、ほぼ3年前のことでありました。津波の被害を受けた建物に登り、2年を経過してもなお震災の爪痕が色濃く残る街の姿を目の当たりにしました。雪がちらつく中で見た、あの無残な光景は今も忘れられません」

 「何としても復興を加速する。その決意のもと、総理就任以来、3年余りで30回近く、被災地に足を運んで参りました。手続きに時間がかかる。人材も資材も足りない。用地取得が進まない。現場で耳にしたこうした声に1つ1つ、対応するところから3年前、私たちはスタートしました。復興庁のもと、霞が関の縦割りを打ち破る。そして現場主義を徹底する。それまでの復興行政を一新し、復興を加速して参りました」

 「3年前に訪れたときには、見渡す限りの更地であった宮城県の女川町の中心地は先月、その景色を一変させていました。地域の皆さんの足であるJR石巻線が復旧し、木のぬくもりを感じる新しい駅舎の前には、電気屋さん、生花店、フラワーショップ、すてきな商店街が完成し、たくさんの人たちでにぎわっていました。政権交代した3年前、計画すらなかった高台移転は、ほぼすべての事業が着工し、この春には全体の4分の3の地区で造成が完了します。ほぼすべての漁港が復旧します。7割を超える農地が作付け可能となり、9割近い水産加工施設が再開を果たしました」

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