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共産提唱の国民連合政府構想、理解得られず“撤回” 参院選の野党共闘優先も…先行き不透明

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共産提唱の国民連合政府構想、理解得られず“撤回” 参院選の野党共闘優先も…先行き不透明

野党5党党首会談に臨む民主党の岡田克也代表(中央)や共産党の志位和夫委員長(右から3人目)ら=19日午前、国会内(斎藤良雄撮影) 野党5党党首会談に臨む民主党の岡田克也代表(中央)や共産党の志位和夫委員長(右から3人目)ら=19日午前、国会内(斎藤良雄撮影)

 そもそも共闘の中核となる民主、維新両党は依然として不協和音が続く。両党は19日の政策調整会議で、軽減税率導入を前提とした消費税増税への反対を確認したが、企業団体献金の禁止法案について民主党は慎重。維新の小野次郎政調会長は会見で「民主党は早く党内をまとめてほしい」と迫り、対応が遅ければ他党との提出を検討する考えを示した。

 野党5党は19日、安保関連法の廃止法案を衆院に共同提出したが、民主、維新両党は対案も提出。政権打倒が旗印とはいえ、多くの課題を棚上げした選挙協力は野合との批判を浴びる。

 民主党は32ある参院選の1人区で公認14人、推薦8人を決定しているが、うち21選挙区で共産党の公認候補と競合する。しかも志位氏は「無所属候補は当選後も無所属を貫くことが大事だ」としており、無所属候補の当選は逆に民主党の勢力減につながりかねない。

 衆院北海道5区補選(4月24日投開票)では19日、民主、共産両党の地元組織が民主党推薦候補に一本化する協定に調印。共産は公認候補を取り下げる。ただ、同時に行われる衆院京都3区補選は両党がそれぞれ候補を擁立する方針で、一本化調整が試金石となりそうだ。

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