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【安倍首相施政方針演説】「韓国と戦略的利益」 「基本的価値」は復活せず

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【安倍首相施政方針演説】
「韓国と戦略的利益」 「基本的価値」は復活せず

 安倍晋三首相の施政方針演説が韓国に言及した分量は平成26年1月の施政方針演説の水準にまで回復した。

 今回首相は、昨年12月の慰安婦問題での日韓合意で「長年の懸案に終止符を打った」として、韓国を「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と表現。首相は韓国と「新しい時代の協力関係を築き、東アジアの平和と繁栄を確かなものにしていく」とも述べた。

 韓国をめぐっては、25年と26年の施政方針では「基本的な価値や利益を共有する最も重要な隣国」と述べたが、27年は関係冷却化から「最も重要な隣国」と簡略化した経緯がある。ただ、今回の演説でも「基本的な価値を共有する」は復活させず、「戦略的利益を共有する」にとどめられた。

 日中関係では、昨年の施政方針演説でも「友好関係の発展」に触れていた。今回は「戦略的互恵関係の下、関係改善の流れを一層強化する」とアピールした。ロシア外交については、北方領土問題解決に向け「あらゆる機会を見つけて対話を重ねる」と、プーチン大統領との首脳会談に意欲をにじませた。

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