産経ニュース

中央省庁の地方移転“笛吹けど踊らず” 京都有望、徳島は?

ニュース 政治

記事詳細

更新


中央省庁の地方移転“笛吹けど踊らず” 京都有望、徳島は?

 もっとも、消費者庁は国会で議論されるだけ、まだ現実味はあるといえる。

 他の候補をみると、中小企業庁、特許庁は「東京から移転するのはマッチしない」(林幹雄経済産業相)、気象庁と観光庁は「気象庁は危機管理業務を担っている。観光庁は国会などと対面業務が必須だ」(石井啓一国土交通相)と所管閣僚の反応はそっけない。

 地方移転は「いざ蓋を開けたら何もなかったでは、内閣の本気度が疑われる」(二之湯氏)案件だが、要望した地方側にも、京都のように各界総出で誘致運動を展開する「本気度」が感じられないのも事実だ。政府は3月末、移転方針をまとめる予定。

     

 中央省庁など国の機関を地方に移す構想は「首都機能移転」の文脈で浮かんでは消えてきた。かつて5次にわたり策定された「全国総合開発計画(全総)」でも、第3次計画(昭和52年)や第4次計画(62年)などに重要課題と明記。昭和40~50年代には国家プロジェクトとして筑波研究学園都市(茨城県つくば市)の建設が進み、政府の研究機関などが移転された。

このニュースの写真

  • 中央省庁の地方移転“笛吹けど踊らず” 京都有望、徳島は?

「ニュース」のランキング