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【共産党研究(上)】柔軟姿勢も変わらぬ本質 綱領では「天皇制は民主主義の徹底に逆行」 警察庁なお動向注視 

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【共産党研究(上)】
柔軟姿勢も変わらぬ本質 綱領では「天皇制は民主主義の徹底に逆行」 警察庁なお動向注視 

通常国会の開会式に臨む共産党の志位和夫委員長と同党幹部(中央)=4日午後、参院本会議場(酒巻俊介撮影) 通常国会の開会式に臨む共産党の志位和夫委員長と同党幹部(中央)=4日午後、参院本会議場(酒巻俊介撮影)

現在も監視対象

 志位氏は野党共闘を呼び掛けた4日の旗びらきのあいさつの後、参院本会議場に向かった。衆院議員の志位氏が参院に出向いたのは、天皇陛下をお迎えして開かれた通常国会の開会式に出席するためだった。昭和22年に一部の共産党議員が「様子見のため」(党幹部)に出席したことがあったが、皇室制度を批判する共産党が組織として出席したのは初めてだった。

 これもまた、「共産党アレルギー」を払拭し、構想実現へ柔軟路線をアピールするためなのは間違いない。しかし、綱領には今も「形を変えて天皇制の存続を認めた天皇条項は、民主主義の徹底に逆行する弱点を残した」としている。皇室制度に本質的に反対の姿勢は何ら変わっていない。

 共産党が現在の綱領を制定した直後の16年9月に警察庁が発行した「焦点269号 警備警察50年」では、「暴力革命の方針を堅持する日本共産党」と明記した。公安調査庁が毎年ホームページなどで公開している「内外情勢の回顧と展望」には、過激派や右翼団体と並んで共産党の動向がつづられている。

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