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【野口裕之の軍事情勢】ドイツ生まれの韓国潜水艦のトラブル数が決める? 豪州次期潜水艦をめぐる日独受注戦 

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【野口裕之の軍事情勢】
ドイツ生まれの韓国潜水艦のトラブル数が決める? 豪州次期潜水艦をめぐる日独受注戦 

韓国海軍の潜水艦「金佐鎮」(4番艦)の進水式で祝辞を述べる朴槿恵(パク・クネ)大統領。トラブル続きのドイツ生れの「韓国製」潜水艦が、豪州次期潜水艦をめぐる受注戦で日本の「友軍」となる=2013年8月13日、韓国南部・巨済(聯合=共同)

 豪州の次期潜水艦をめぐり、日本はドイツと熾烈な受注合戦を繰り広げているが、地力は申し分ない。そこに「韓国海軍の援護射撃」も加われば、勝機は拡大する。韓国海軍の潜水艦はドイツが開発し、韓国企業が組み立てるが、韓国側の瑕疵などでトラブルが続出。「潜水できぬ潜水艦」を保有する世界的に珍しい海軍に、各国海軍は脅威、否、驚異を抱いているからだ。

 今後のトラブル件数によっては、ドイツ製の評判を落としかねぬ。韓国軍の兵器は「韓国製」を自称しても欧米の開発で、高度技術が必要な部品・システムは輸入、単純な部品は国内製造し、韓国企業が全体を組み立てるケースが多い。だが、部品が性能要求を満たさぬ代替品や欠陥品だったり、整備不良だったり。韓国製ではなく、韓国特有の「韓国性兵器」と呼ぶべき惨状だ。そんな危ない「致死性兵器」をインドネシアを皮切りにフィリピンやイラクが買い付ける。危険を顧みぬ、勇気有る決断に敬意を表したい。

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