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【日印首脳会談】インド新幹線1・4兆円の円借款…利子など破格の設定で合意

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【日印首脳会談】
インド新幹線1・4兆円の円借款…利子など破格の設定で合意

会談を前に、記念撮影に臨む安倍首相(左)とインドのモディ首相=12日、ニューデリー(共同)

 【ニューデリー=田北真樹子】安倍晋三首相は12日、インドの首都ニューデリー市内の迎賓館でモディ首相と会談した。両首脳は、日本の原発技術をインドに供与することを可能にする原子力協定の締結で原則合意した。詳細を詰めた上で署名する。また、インド西部ムンバイ-アーメダバード間の高速鉄道計画に日本の新幹線方式の導入でも合意した。総事業費約1兆8千億円のうち、最大で約1兆4600億円の円借款を供与する。両首脳は「歴史的友好関係のある日印両国の緊密な協力は戦略的観点からも極めて重要だ」との認識を共有した。

 原子力協定をめぐり、安倍首相はモディ首相に、インドが核実験を行った場合、日本が協力を停止することを伝え理解を得た。この条件はインドが米仏と締結した協定には入っていない。

 高速鉄道計画では、円借款の供与条件を償還期間50年(据え置き期間15年)、利子率年0・1%と「過去にない破格の設定」(日本政府筋)で合意。日本は今後、残る6路線についても新幹線方式の採用をインド側に働きかけていく方針だ。

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