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【仙台正論詳報】岡本行夫氏「中国、反日キャンペーンで地位逆転を画策」

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【仙台正論詳報】
岡本行夫氏「中国、反日キャンペーンで地位逆転を画策」

「日本は国際化できるのか」と題して講演する岡本行夫氏=仙台市青葉区の仙台勝山館

 日本は世界でどう評価されているか。日本はドイツを好意的に見ているが、ドイツは日本がナチスを助けて国を破壊に導いた、と思っている。ドイツ人のおよそ半分は日本を悪いイメージでとらえている。2005年に日本とドイツなどは国連の安保理事会の常任理事国入りを目指した。国連憲章改正の決議案の共同提案では、ドイツにはフランスなど欧州11カ国が賛同したが、日本はアジアのわずか3カ国だった。

 3カ国だけだったのは、中国が「日本は軍国主義の国」というネガティブキャンペーンを展開したからだ。中国の反日キャンペーンは強まっている。なぜか。中国は政治的、軍事的、経済的にも大国だが、大国の名に値しないことがある。チベットやウイグルを弾圧し、国内では言論の自由がなく、外に向かって膨張主義を取っている。

 中国は世界のアウトサイダーとしての地位を、日本と逆転させようとしているのはでないか。やり方は巧妙だ。中国は世界中で日本を悪魔のように扱うことで「日本こそがだめな国だ」と思わせている。しかし、中国の「第六世代」と呼ばれる若い世代には期待している。日本に対して比較的中立の印象を持っているからだ。難しいのは韓国だ。いまのところ解決の糸口がない。

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