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社民党首選、吉田氏が無投票再選 党勢低迷抜け出せず…「護憲」看板も、参院選展望なく多難な船出

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社民党首選、吉田氏が無投票再選 党勢低迷抜け出せず…「護憲」看板も、参院選展望なく多難な船出

社民党の党首選で無投票再選が確定し、会見する吉田忠智党首=4日午後、東京・永田町の社民党本部(斎藤良雄撮影)

 任期満了に伴う社民党の党首選が4日告示され、吉田忠智党首(59)が無投票で再選した。吉田氏以外に立候補の動きはなかった。任期は来年2月の党大会から2年間。来年夏の参院選で勢力を維持できるかが最大の課題で、党の存亡をかけた政治決戦となる。ただ、党勢の退潮傾向に歯止めがかからず、「護憲」政党を率いる吉田氏は多難な船出となる。(岡田浩明)

 「党の再生はまだ道半ば。『国民に信頼され、選択に値する党にせよ』という後押しをいただいた」

 吉田氏は再選後に党本部で行った記者会見で、党再生への決意を語った。その一方で、将来的な革新系勢力の結集に向け、党の解党の可能性について問われると「選択肢として考えられる」と踏み込んだ。

 正念場となる参院選は「憲法を守らない安倍晋三政権打倒の足がかりを築く選挙」と位置づけた。安全保障関連法にも触れ、「平和国家のあり方が危機にひんしており、前面に掲げる」と意気込んだ。

 だが、危機にひんしているのは党も同じだ。所属議員は現在5人(衆院2人、参院3人)。自民党に対抗する革新勢力として最盛期には衆参で200人以上の勢力を誇ったが、それも今は昔だ。

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