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北海道新幹線の特急料金「日本一割高」原因は青函トンネル 地元は「こんなに高くて大丈夫か」

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北海道新幹線の特急料金「日本一割高」原因は青函トンネル 地元は「こんなに高くて大丈夫か」

走行試験をする北海道新幹線「H5系」車両 走行試験をする北海道新幹線「H5系」車両

 来年3月開業の北海道新幹線の特急料金を、JR北海道は全国で最も割高な水準に設定。老朽化した青函トンネルの維持管理に費用がかかり「これでも安く抑えた」(同社幹部)としているが、地元経済界からは「こんなに高くて乗ってもらえるのか」との声も。

 函館商工会議所の永沢大樹さんは「思っていた以上に高いな」。10月にJR北海道が発表した東京-新函館北斗の特急料金と運賃の合計は2万2690円(通常期、普通車指定席)。国交省試算「1万8600円」が念頭にあった。

 地元経済界は、所要時間でかなわない航空路線との対抗には「2万円未満が相場」と見ていた。所要時間が約1時間半の空路に対し、新幹線の東京-新函館北斗は、貨物列車と共用する青函トンネルで速度が抑えられ、4時間余りかかる見込みだ。函館駅前の再開発に携わる男性(68)も、鉄道利用者の増加に期待しつつ「僕なら飛行機を選ぶ」とこぼした。

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