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【櫻井よしこ氏講演】国際秩序構築の主導権、中国奪取なら「世界にとってマイナス」

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【櫻井よしこ氏講演】
国際秩序構築の主導権、中国奪取なら「世界にとってマイナス」

櫻井よしこ氏 櫻井よしこ氏

 南シナ海では、中国が人工島建設や油田開発を進める一方で、米国も人工島の12カイリ内にイージス艦を航行させるなど緊張が高まっている。

 この米中の関係について櫻井氏は「米国と中国のせめぎ合いは非常に奇妙な光景。お互いに距離を測りながら相手を瀬踏みしており、表向きは対立しているが、協力関係という枠の中にある。この関係を読み解くことが重要だ」と分析した。

 そして一連の中国の動きについて、「一番の責任はオバマ米大統領にある」と指摘。2013年9月に「シリア内戦に関するテレビ演説で、オバマ大統領が『米国は世界の警察ではない』と演説したことが、その後の中国の動きを奨励するような結果になってしまった」と批判した。

 その上で「世界の国々は中国の蛮行をちゃんと知っている。米国が消極的になっているのなら、日本がリーダーシップを取るべきだと思う」と主張。米国やベトナムなどのTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加国との連携、安保関連法制、そして憲法改正が重要だとして、「日本はアジアの大国として声を上げて、全力で働かなければならない。それが南シナ海沿岸国の幸福にもなり、ひいてはわが国のためにもなる」と強く訴えた。

「若い世代にも知ってほしい話」

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