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【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】オバマ大統領の不決断と中露の脅威に向き合うためには今こそ…

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【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
オバマ大統領の不決断と中露の脅威に向き合うためには今こそ…

 オバマ米大統領の不決断が国際社会の混沌を深める中、日本の果たすべき役割がかつてなく明確に示されている。

 軍事大国にならずとも、自国の領土と国民を基本的に日本政府が守る体制を作り上げ、真の自立国としての基盤を過不足なく整えることに他ならない。国際社会にただ一国、国際法にかなった国軍を持たず、力で膨張する中露の脅威に目をつぶることをやめ、速やかに憲法を改正するのだ。そうして初めて私たちは国際法、自由、民主主義の価値観を掲げて国際社会に貢献するまっとうな力と資格を手にできる。長い歴史で培った穏やかな文明を介して世界に大きく貢献できるはずだ。

 内外の情勢はあらゆる面でいまが憲法改正の好機であることを示している。衆参両院で3分の2を超える改憲勢力が結集できる状態が戦後初めて生まれている。憲法改正を党是とする自民党に、これは天が与えた好機であろう。

 改正の必要性は野党各党の共通認識でもある。昨年11月の衆院憲法審査会では共産党を除く与野党7党が憲法に緊急事態条項を書き込むことに賛成した。今年6月、衆院憲法審査会における参考人選考の信じ難い不手際で状況が一変したとはいえ、審査会で圧倒的多数が一旦は合意したのだ。国益のため、この原点に立ち戻って議論を進めるのが政治家の責務であろう。

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