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共産・志位委員長「過去いろいろ問題があったが…人生最大のチャレンジ」 国民連合政府構想に決意 

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共産・志位委員長「過去いろいろ問題があったが…人生最大のチャレンジ」 国民連合政府構想に決意 

共産党の志位和夫委員長

 共産党の志位和夫委員長は27日、日本記者クラブで会見し、同党が提案している安全保障関連法廃止のための野党連立政権「国民連合政府」構想について、「人生最大のチャレンジとして取り組み、なんとか実らせたい」と決意を語った。

 志位氏は「野党がバラバラのままでは安倍晋三政権が続く」と述べ、民主党など野党間の結束が重要だと訴えた。安保関連法廃止には「一定の時間がかかる」とした上で、「その期間は政権を預かるわけなので、責任ある政権運営を行う必要がある」と語り、野党各党間の政策の相違点については「横に置く」と重ねて強調した。

 志位氏は「欲張らないことが大事だ」と述べ、共産党の主張を抑制的にする考えを披露。構想に合意した各党との来年夏の参院選に向けた選挙協力についても「勝つために必要なことは何でもやるつもりだ」とした上で、「わが党は全国に地域組織を持っており、全力で活動するだろう」と組織力をアピールした。

 さらに「私たち自身も変わらなければならない」と述べ、「国民連合政府」の名称についても「あくまで仮称にすぎない」と柔軟に対応する考えを示した。

 構想が実現した場合、共産党が閣内に入るのか、あるいは閣外協力にとどめるのかについては「どうしても閣内でなければいけないと最初からいっているわけではない」と語った。

 国政選挙での選挙協力を提案したことについては「党の93年の歴史で初めての経験であり、不慣れなことや試行錯誤もある。多少長い目で温かく見ていただけるとありがたい」と述べた。

 「私たちの真意を国民に分かりやすく伝える点ではまだまだ努力が必要だ」とも語った志位氏は謙遜気味に見えたが、共産党の主張もしっかりアピールした。

 参院選の選挙協力に関しては「選挙協力は相互にやるものだ」と述べ、32ある「1人区」すべてで他党の候補者を支援することには難色を示した。

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