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【第3次安倍改造内閣】憲法改正へ「国民的議論を深める」 拉致、普天間…にじむ解決への決意

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【第3次安倍改造内閣】
憲法改正へ「国民的議論を深める」 拉致、普天間…にじむ解決への決意

第三次安倍改造内閣について記者会見する安倍晋三首相=7日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 9月の自民党総裁選で再選を決め、平成30年9月までの任期を手中に収めた安倍晋三首相。24年12月に再登板した首相は折り返し地点を迎え、いよいよ“後半戦”に突入するが、行く手にはいくつもの障壁が立ちはだかる。改造内閣の顔触れからは、その障壁に真っ向から挑もうとする首相の決意がにじみ出る。

 「この内閣は未来へ挑戦する内閣だ。1億総活躍という輝かしい未来を切り開くため、安倍内閣は新しい挑戦を始める」

 首相は第3次改造内閣を発足させた7日夜の記者会見で、次なるターゲットに定める「1億総活躍」の言葉に力を込めた。

 首相は改造内閣の成否を左右しかねないその任を初入閣の加藤勝信前官房副長官に委ねた。19年9月の第1次政権退任後に失意の中にあった首相を支え続けた側近中の側近だ。

 首相は加藤氏の起用理由について「官邸主導の政権運営を支えてきた。霞が関の関係省庁を束ね、強いリーダーシップを発揮してきた」と説明した。

 首相は加藤氏を拉致問題担当相にも任命した。北朝鮮による日本人拉致被害者の早期救出は首相の政治的宿命でもある。北朝鮮に拉致被害者らの再調査を約束させたが、報告期限の1年を過ぎても具体的な内容は示されていない。北朝鮮側の不誠実な対応に、高齢化が進む拉致被害者家族の不満が増大している。拉致問題担当相の加藤氏起用には、官邸主導で拉致被害者の早期救出と家族との関係を維持するという強いメッセージが込められている。

 また、日米両政府が合意した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、政府と沖縄県側の溝が深まる中、首相は沖縄県選出の参院議員、島尻安伊子氏を沖縄北方担当相に充てた。来年1月には宜野湾市長選を控えており、基地負担軽減や沖縄振興をさらに進めると同時に、島尻氏を閣僚として送り込み、沖縄県の民意の変化を促す狙いがある。

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