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維新執行役員会「分党せず」決定 新党組との協議中止 “創業者会談”模索の動きも

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維新執行役員会「分党せず」決定 新党組との協議中止 “創業者会談”模索の動きも

 維新の党は6日の執行役員会で、橋下徹大阪市長が結党する「おおさか維新の会」側が求めている分党と「維新」の党名返上に応じない方針を決定した。これを受け、同日予定していた4回目の分裂に関する協議は中止となった。ただ、党内では円満な解決に向けて松野頼久代表や橋下氏らによる“創業者会談”を模索する動きがあり、事態は流動的だ。

 執行役員会では、松野氏ら「残留組」側が「正当な理由がない限り分党には応じられない」として、分党せずに党名を維持する考えを説明した。執行役員会のメンバーは17人。この日の出席者のうち、反対したのは新党組の3人のみで、党の方針が決まった。これを受け、新党組は「開いても結論は出ない」として分裂協議の流会を申し入れた。

 一方、新党組の片山虎之助参院議員会長は執行役員会後、松野氏と国会内で会談した。この中で打開策として松野氏、江田憲司前代表、橋下氏、松井一郎大阪府知事の維新の党創業者4人による協議を模索する案が浮上。残留組の党幹部は「交渉相手が片山氏と馬場伸幸前国対委員長のままでは執行役員会の結論は変わらない」と述べ、“創業者会談”に期待感を示した。

 ただ、橋下氏らは会談に否定的とみられ、実現は見通せていない。残留組にも「早く分裂すべきだ」との声が根強く、橋下氏らとの完全な決裂に踏み切らない松野氏に対して「弱腰」との批判も噴出しつつある。

 橋下氏の残留組への攻撃は6日も収まらず、維新の党が賛成する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意に関し、民主党時代にTPPに反対していた松野氏らを念頭にツイッターでこう挑発した。

 「民主党に所属していたメンバーは皆反対のはずだ。さあ偽物維新、どうする?」

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