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【国連総会】安倍首相、国連一般討論演説 シリア難民対策に8・1億ドル支援表明 常任理事国入りに強い意欲

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【国連総会】
安倍首相、国連一般討論演説 シリア難民対策に8・1億ドル支援表明 常任理事国入りに強い意欲

ニューヨークの国連本部で演説する安倍首相=29日(共同)

 【ニューヨーク=桑原雄尚】安倍晋三首相は29日午後(日本時間30日未明)、米ニューヨークで開かれている国連総会で一般討論演説に臨んだ。中東・北アフリカから欧州へ難民や移民が大量に流入していることを受け、約8・1億ドル(約960億円)の支援を表明。教育や医療といった「人間の安全保障」で国際社会に貢献する姿勢を強調し、安全保障理事会の常任理事国入りに強い意欲を示した。

 首相は、演説の冒頭に「日本にはいろいろな場所で国造りを支えた実績があり、人道支援の経験がある。その蓄積を今こそ惜しみなく提供したい」と述べ、シリアなどの難民支援を手厚くする方針を明らかにした。その一方で「壊れてしまった国を建て直すには、人間一人一人の力を育てることが回り道のように見えて実は近道だ」と指摘し、日本が長年続けてきた「人間の安全保障」の重要性を強調。政権の主要政策である「女性の輝く社会」の実現も訴えた。

 北朝鮮の拉致や核・ミサイル開発に対しては「包括的解決のため、関係国と協調して働きかけを続ける」と主張。核兵器廃絶に向け新たな決議案を出す準備があることも明らかにし、支持を訴えた。

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