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今国会、事実上閉会、法案成立率88%止まり

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今国会、事実上閉会、法案成立率88%止まり

 第189通常国会は25日、衆参両院本会議で閉会中審査手続きを行い、27日の会期末を前に事実上閉幕した。戦後最長となる95日間の延長をしたにもかかわらず、今国会に政府が提出した法案の成立率は88%にとどまった。安全保障関連法の成立を優先させたためで、制定以来の大規模改正となる民法改正案などは成立が見送られた。

 政府が今国会に新たに提出したのは75法案で、成立したのは安保関連法など66本。成立率は、延長しなかった昨年の通常国会の97・5%を大きく下回った。90%を割り込んだのは、参院で与党が少数の「ねじれ国会」となっていた平成25年以来。

 自民党の谷垣禎一幹事長は25日の記者会見で安保関連法をめぐり与野党対立が激化したことについて「イデオロギー的な対立になり、他に波及した。残念だ」と述べた。一方、民主党の高木義明国対委員長は党代議士会で「安倍晋三政権は(安保関連法の)採決強行で民主主義を大きく傷つけた。戦いは今からだ」と訴えた。

 安保関連法は5月に国会に提出された後、衆参両院で最優先で審議。計約216時間を費やしたが、衆院で野党が答弁の不備などを理由に欠席戦術をとるなどして、他の法案審議にも影響した。

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