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【翁長知事会見詳報(4)=完】「私たちは日本や米国の数億分の1」

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【翁長知事会見詳報(4)=完】
「私たちは日本や米国の数億分の1」

日本外国特派員協会で記者会見する沖縄県の翁長雄志知事=24日午後、東京・有楽町

 --若者らでつくる団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーの奥田愛基さんがオール沖縄にまねて、保守から共産党までの勢力を結集し、安倍晋三政権の暴走を止めようとしているが、連携する考えは

 「自分で望んで持ってきたわけでもない基地を挟んで、自由主義社会、生活を守るんだというのが保守。婦女暴行事件や小学校にジェット機が落ちたり、(米兵が)車で沖縄の人をひき殺しても無罪になって帰国するということを見て、革新はどちらかというと人権や尊厳、誇りがなければ人間は生きていけないのではないかと(いう立場だ)。戦後、こういう形で補完をし合いながら沖縄の政治があった。沖縄は観光産業や情報通信産業など経済的に自信を持ってきている。革新も55年体制や冷戦構造が終わった中で意義付けもいろいろお考えになっていると思う。その中で何が変わらないかといえば、沖縄という(日本全体に占める)0.6%の面積に73.8%の基地が置かれていることだ」

 「いがみ合って力をそがれず、心を一つにして日本政府、米国政府にぶつかっていきましょうよ、と。私たちが分かれていては、ただでさえ日本や米国からしたら数億分の1しか力がないので、私たち県民が心を一つにし、保守も革新も一緒になっている。シールズの方がどういう形で思っているかは分からないが、思っていることは大変重要だ。だが、オール沖縄でなくても、多弱といわれている方々が心を1つにして頑張る必要があるのではないか。その方がしっかりした民主主義になるのではないかと思う」

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