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【月刊正論】豪州発 日本人よ目覚めよ! 慰安婦像計画完全阻止を緊急報告 山岡鉄秀(AJCN代表)

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【月刊正論】
豪州発 日本人よ目覚めよ! 慰安婦像計画完全阻止を緊急報告 山岡鉄秀(AJCN代表)

中韓に取り込まれた市長

 結論からいえば、それは、2014年9月に市長となった自由党所属のジュリアン・バカリ氏が、中韓反日団体に有利になるように、とことん時間稼ぎを行ったからだ。実は、バカリ市長は「この問題は市のレベルを超えた国際問題であり、市民を分断してしまうことだとよく認識している」と発言している。にもかかわらず、2015年3月に慰安婦像反対派のヘレン・マクルーカス市議会議員が「この問題が市に悪影響を及ぼしていることは明らかなので、さっさと片付けてしまおう」と動議を発した際、「もっと時間をかけて考慮する必要がある」との理由でさらなる先送りを主張し、慰安婦像設置の申請者で、利害関係者として投票できないはずの韓国系のサン・オク議員に投票を許可して否決に持ち込むことまでしている(これには我々から間髪入れずに抗議し、当該議員は以降、本件に関する投票権を失った)。

 さらに今年6月、慰安婦像に関する住民の意識調査を行う決定をした際も、「慰安婦像に、女性に対する家庭内暴力反対の趣旨も加えよう」と、中韓反日団体の戦術に沿った方向に誘導しようとし、反対派の議員から猛反発を受けて撤回するということまであった。中立を装っていたバカリ市長が、中韓側に傾いたことが暴露された瞬間だった。同じ自由党のステファニー・ココリス議員と、副市長の席と引き換えに、無所属ながらバカリ支持に動いたアンドリュー・ソロス議員は、完全にバカリ市長に追随していた。バカリ市長が市長に与えられたキャスティングボートを使えば、強行採決することが可能な状態が続いた。しかし、さすがにそれはせず、時間稼ぎをして、好機が到来するのを待つ作戦と見えた。

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