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【月刊正論】横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)

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【月刊正論】
横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)

正論2015年10月号

 2013年、研修を終えて帰国した専門家に、金正恩は、2015年5月までに遺骨を偽造する技術を開発するように指令を下した。ただし、彼らはその技術が何に使われるのかは知らない。期限である2015年5月現在、その技術開発はかなり進んだが、完成はしていない。

 その技術とは、DNAが抽出不可能になる限界温度で遺骨を焼き、ほぼ灰状態になった遺骨に、他の人間の血液、体毛、大小便などのDNAを混入し、他の人間の遺骨に偽造するというものだ。

 遺骨偽造の対象者に、横田めぐみさんが含まれる可能性が高い。彼女は金正恩を幼いときから知っているなど一番多く秘密を知っているからだ。めぐみさんは日朝協議開始後、それ以前より一層厳重な管理の下におかれ、外部との接触を断たれている〉

 2004年、北朝鮮が提出した横田めぐみさんのものといわれる高温で焼かれた遺骨から、他人のDNAが検出されたことに対して、英国の科学雑誌「ネイチャー」は「遺骨が北朝鮮で保管されていたとき、他人のあかや汗などで汚染されていたかもしれない。検出されたのが混入されたDNAであれば、北朝鮮が遺骨を捏造したと断定はできない」と書いたことがある。北朝鮮は、この記事を見て、逆に、他人の遺骨を被害者の体液などで汚染して出したら遺骨を捏造できると考えたのではないか。これなら被害者を傷つけることはない。

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