産経ニュース

【月刊正論】横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)

ニュース 政治

記事詳細

更新

【月刊正論】
横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)

正論2015年10月号

 この第12項目、朝鮮半島有事における被害者救出は大きな課題だ。残念ながら、現在国会で審議されている安保法制が成立しても有事に自衛隊を使って被害者を救出する作戦は事実上、不可能だ。

 集団的自衛権などについて議論した安保法制懇談会の報告では、個別的自衛権の範囲として海外での自衛隊による邦人救出を現行憲法でも可能だとしていたが、安倍政権はその解釈をとらなかった。

 政治的配慮のためだろうが、中山恭子参議院議員が7月30日、参議院平和安全特別委員会で次のように述べていることに強く共感する。

〈在外で被害に遭ったとき、その被害者を救出するのは母国でございます。北朝鮮に軟禁されている拉致被害者を救出するのは母国、日本しかありません。

 協力をお願いすることはできても、この救出をしっかりと行うのは、日本が行わなければ拉致被害者を救出することはできないと言って過言ではないと思っております。救出できる体制、法整備を行っておくことは国の責務であります〉

これまでにない政権基盤の揺らぎ

 最後に今後の展望を書いておく。金正恩政権は10月10日労働党創建記念日の前後に、大陸間弾道ミサイルの発射実験を行う準備を進めている。これも北朝鮮内部から複数伝えられている確実な情報だ。

「ニュース」のランキング