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【月刊正論】横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)

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【月刊正論】
横田めぐみさんらは生きている! 救出に向け朝鮮総連解散新法を 西岡力(東京基督教大教授)

正論2015年10月号

〈四、北朝鮮に寄港した全ての船舶に対する検査を徹底すること。

五、第三国を経由した北朝鮮との迂回輸出入を防止すべく厳格な法執行を行い、万全の対策を講じること〉

 すでに北朝鮮船籍の船舶は入港禁止とされているが、外国船籍でも現行法規では「北朝鮮に寄港した全ての船舶」の入港を禁止することも可能だ。ここでは、中国や韓国の港に入港した貨物船が北朝鮮にも入ることがあり、それまで禁止すべきではないという意見が役所から出されたようだが、まさに、北朝鮮に貨物船を入港させれば日本には入港できないという状況を作って、中国や韓国などの船舶会社に圧力をかけることも必要なのだ。今後の課題としてもらいたい。

〈六、朝鮮総連に対し厳格な法執行を行うとともに、総連本部建物の継続使用に係る資金の流れを把握し、整理回収機構による債権回収に万全の対策を講じること。

七、朝鮮学校へ補助金を支出している地方公共団体に対し、公益性の有無を厳しく指摘し、全面停止を強く指導・助言すること。併せて、住民への説明を十分に行うよう指導・助言すること〉

 この第6項目の持つ意味は大きい。先述のように金正恩は総連を再建することを日朝協議の狙いの一つにしている。これまで、政府は「厳格な法執行」という言葉を使っていた。その対象を特定することはしなかった。法の下での平等原則を意識していたのだろう。

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