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【論戦 安保法制 識者に聞く】古庄幸一・元海上幕僚長 リスク、自衛官は覚悟の上

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【論戦 安保法制 識者に聞く】
古庄幸一・元海上幕僚長 リスク、自衛官は覚悟の上

 南シナ海で中国が岩礁を埋め立て、軍事拠点化しているのは由々しき事態です。とはいえ、海自がすぐにこの海域で警戒監視活動を行うには限界もある。

 まずは他国軍との共同訓練などを通じ、海自艦艇が南シナ海を航行する機会を増やすことが現実的な対応となります。国際社会と協調し、一方的な現状変更は許さないというメッセージを中国に送り続けることが足元の東シナ海の秩序を守ることにもつながるはずです。 (石鍋圭)

【プロフィル】古庄幸一

 ふるしょう・こういち 防衛大学校卒業後、海上自衛隊入隊。海上幕僚監部広報室長、海幕人事課長、第3護衛隊群司令、護衛艦隊司令官などを経て平成15年に海上幕僚長。退任後はNTTデータ特別参与を務め、現在は政府の総合海洋政策本部参与。69歳。

【用語解説】服務の宣誓

 自衛隊法施行規則39条に規定。自衛隊員になった際、宣誓文を記載した宣誓書に署名押印して宣誓を行わなければならない。宣誓は次の通り。

 「私は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法および法令を順守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託に応えることを誓います」

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