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【共産党研究(下)】「瞬間的」追い風受け議席増も… 「革命政党」の限界 伸びぬ党員数

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【共産党研究(下)】
「瞬間的」追い風受け議席増も… 「革命政党」の限界 伸びぬ党員数

安全保障関連法案廃案を訴える市民集会で「安倍政権NO!!」のプラカードを掲げる参加者たち。共産党の志位和夫委員長も駆けつけ「安倍政権打倒」を呼びかけた=7月24日夜、東京・日比谷野外音楽堂(共産党提供)

 8月2日に投開票された仙台市議選(定数55)の結果は安倍晋三政権に衝撃を与えた。自民党は最多16議席を確保したものの2候補が落選。前回全5選挙区で押さえたトップ当選も今回はゼロに終わった。公明党も1議席増やして9議席と全員当選したが全ての選挙区で得票率を上げることはできなかった。

 「安全保障関連法案で逆風が吹いていると認めざるを得ない」

 首相官邸で4日開かれた政府与党連絡会議は、井上義久公明党幹事長がそう肩を落とすなど悲観論が渦巻いた。善戦した野党にあって、わけても追い風の恩恵に浴したのは反安保法案の急先鋒(きゅうせんぽう)たる共産党だった。

 同党は3選挙区でトップ当選を果たし、投票率が約5ポイント下がったなかで得票率を3ポイント余アップさせた。同市議選での共産党のトップ当選は、平成元年の政令市移行後初めてだ。山下芳生(よしき)書記局長は3日の記者会見で「戦争法案に反対する候補が当選した。安倍政権は世論の批判と受け止めるべきだ」と胸を張った。

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