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【21世紀懇報告書】「歴史認識で韓国がゴール動かした」「愛国主義強化した中国が好意的でなかった」 政府関係文書で異例の踏み込んだ表現

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【21世紀懇報告書】
「歴史認識で韓国がゴール動かした」「愛国主義強化した中国が好意的でなかった」 政府関係文書で異例の踏み込んだ表現

21世紀構想懇談会の座長・西室泰三日本郵政社長(左)から報告書を受けた安倍晋三首相 =6日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 「20世紀初頭、世界は独立国家と植民地に大きく二分されていた。(中略)日本はアジアの解放を意図したか否かにかかわらず、結果的に、アジアの植民地の独立を推進した」

 報告書は、先の大戦を肯定しているわけではなく、「国策として日本がアジア解放のために戦ったと主張することは正確ではない」と戒めるが、一方で日本が果たした客観的な役割についても卑下することなく記しているのが特徴だ。

「侵略」異議も明記

 焦点とされた「侵略」表現に関しては、「大陸への侵略」と地域を限定する形で書き込まれた。侵略と植民地支配を謝罪した平成7年の村山談話では「あの戦争」との記述がどの戦争を指すのか明確でなく、「国策を誤り」との表現も「いつ何をどう誤ったか分からない問題があった」(政府高官)からだ。

 また、「侵略」に関しては、複数の委員から国際法上「侵略」の定義が定まっていないことや、他国が同様の行為をしていた中で、日本の行為だけを「侵略」と断定することに抵抗があることなどを理由とした異議が出たことも明記した。

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