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【世界遺産登録】推進役の加藤康子氏、韓国の反対工作に「砂かむような悔しさ」

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【世界遺産登録】
推進役の加藤康子氏、韓国の反対工作に「砂かむような悔しさ」

「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録について話す、加藤康子内閣官房参与(左)と鹿児島県の桑波田武志・世界文化遺産課主査=13日、東京都千代田区

 世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」(8県23施設)について、推進役を務めた加藤康子内閣官房参与らが13日、東京都内で開かれた会合に招かれ、韓国政府による反対工作や土壇場での「強制労働」の文言をめぐる交渉について「砂をかむような悔しい思いをした」と振り返った。

 この日の会合は、今回の世界遺産登録をサポートしてきた三菱総合研究所が開催。コーディネーターとして招かれた加藤氏は、登録までの苦労を振り返る中で、登録阻止に動いた韓国政府の対応を「異常な反対運動」と強調し、韓国側がユネスコの諮問機関(イコモス)の全審査委員国を訪問し、産業革命遺産の全施設を批判する文書を渡すなどしていたことを明らかにした。

 加藤氏は「韓国が世界遺産の登録プロセスに政治を持ち込んだのは非常に残念」と語る一方、日本政府についても「“歴史武装”ができておらず、いろんなプロパガンダへの準備もなかった」と反省点を指摘した。今後の対応については「世界遺産の価値をしっかり伝えることが韓国側への対抗策にもなる」と述べた。

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