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【主張】ゆう活スタート 仕事の効率化につなげよ

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【主張】
ゆう活スタート 仕事の効率化につなげよ

 国家公務員の勤務時間を朝型にシフトする「ゆう活」がスタートした。8月末まで出勤を1~2時間繰り上げて早めの退庁を促し、夕方から夜の時間帯を家族と過ごすことや、趣味などに充ててもらうことが狙いだ。

 残業を減らし、長時間労働を防ぐ取り組みとしては理解できる。だが、朝型勤務だけでは、その効果も限定的だろう。業務全体を見直し、仕事の効率化につなげてこそ、日本経済の課題とされる労働生産性の向上に資するはずだ。

 一部の企業でも朝型勤務が始まった。こうした試みを通じて産業界全体で無駄な仕事を削減して収益力を高め、早起きする社員には給与増などの形で還元したい。

 「ゆうやけ時間活動推進」を略して「ゆう活」と名付けた朝型勤務の対象は、国家公務員の4割に当たる約22万人に上る。東京・霞が関の中央官庁では、7割程度の職員が参加する。

 国民生活に影響することを配慮し、窓口業務に携わる全国のハローワークや、税務署などは除外された。地方公務員でも一部の職種で、朝型勤務を取り入れる動きが広がっている。

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