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【日韓外相会談】「慰安婦」回避、「世界遺産」は前進ムード…正常化50年「よき隣人」演出に腐心

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【日韓外相会談】
「慰安婦」回避、「世界遺産」は前進ムード…正常化50年「よき隣人」演出に腐心

会談に臨む岸田外相(左)と韓国の尹炳世外相=21日午後、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

 両国は5月23日、財務対話を約2年半ぶりに再開。同30日には約4年ぶりの防衛相会談を行うなど閣僚級対話を加速させた。朴槿恵(パク・クネ)政権下での初の日韓首脳会談実現への環境も整いつつあるように映る。

 ■一時休戦の現実…見えぬ妥協点

 しかし現実は、韓国側が拘泥する慰安婦問題に関し、関係修復をアピールしたい双方の思惑で弥縫(びほう)的に“一時休戦”させたにすぎない。日本外務省幹部は「基本的な考え方を変えて議論を進めることはない」としており、「法的責任」を迫る韓国側との妥協点は今後も見えない。

 韓国はまた、安倍晋三首相が今夏に発表する戦後70年談話に「謝罪」の文言が入るか神経をとがらせている。朴政権が「反日」「歴史」の両カードを懐に温存し続ける以上、日韓関係が本格的に雪解けへと進む可能性は低い。

(高木桂一、坂本一之)

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