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漏れた年金で野党、対応不備を追及 衆院集中審議、年金機構理事長「さらに拡大する懸念」 

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漏れた年金で野党、対応不備を追及 衆院集中審議、年金機構理事長「さらに拡大する懸念」 

 日本年金機構の水島藤一郎理事長は3日、衆院厚生労働委員会の年金情報流出問題に関する集中審議に出席し、重ねて謝罪するとともに、流出件数について「さらに拡大する懸念がある」との認識を示した。同時に「現場のセキュリティー対策が十分ではなかった」と述べ、情報管理の甘さを認めた。

 水島氏は再発防止策として個人情報を扱う場合、ネットワーク上の共有フォルダーでの保管やパソコンのインターネット接続の禁止を検討する考えを示した。

 塩崎恭久厚生労働相は情報流出の一報を聞いたのが5月28日、概要報告を受けたのが翌29日と説明した。 ただ、年金機構で不正アクセスが確認された5月8日から警視庁に相談する同月19日まで、機構側から同省への報告は担当係長に留まり、上司に伝えていなかったことが判明。野党議員は「危機感の欠如だ」と批判し、塩崎氏も「反省すべき点がある」と語った。

 28日に情報流出が判明したにもかかわらず、今月1日に公表した点には個人情報の特定や件数など「31日まで情報を分析していた」と説明。責任の所在に関しては「年金機構も厚労省も責任を感じなければいけない」と述べるにとどめた。

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