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【統一地方選】民主、大阪で壊滅的敗北 候補者減で「戦う前に負け」

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【統一地方選】
民主、大阪で壊滅的敗北 候補者減で「戦う前に負け」

 来年夏の参院選や次期衆院選の足がかりとなる統一地方選前半戦で、民主党は大きく後退した。特に「大阪都構想」が焦点となった大阪府議選では改選前の8議席が1議席に、大阪市議会は候補者全員が落選して6議席からゼロと壊滅的な敗戦となった。道府県議選の公認候補は前回(平成23年)の約6割の345人にとどまり、「選挙前から負けていた」状態で、党再生の道のりは険しい。

 枝野幸男幹事長は12日夜、都内で記者団に対し、与野党相乗りの知事選候補が当選したことを挙げ「党再生に向けた一歩を踏み出しつつある」と強調した。

 だが、時間を追うごとに道府県議選の劣勢が明らかになっていった。その後に出演したNHK番組では、「今回勝ち抜いてくれた仲間が、各地域で地道な活動を続けることで党の立て直しができる」と述べ、なお強気の姿勢を貫いたが、同時に「一朝一夕で風任せに戦うのは限界がある」とも漏らした。

 岡田克也代表は選挙前、候補者の大幅減少について「共倒れになった前回の反省に基づき各県連で判断した」と強弁してきた。3日の街頭演説では、政府・与党が目指す安全保障法制の整備について「統一選で自民党が大きく勝てば、安倍晋三首相はお得意の『選挙で信任を得られた』と言って、法案をドーンと国会に出してくる」と批判した。しかし、肝心な対案づくりは進んでおらず、説得力を欠く批判に終始した。

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